tak_kohei

名も無きQAエンジニアのブログ

STAC2015 参加レポート 前編

先日12月13日(日)に東京赤坂にて開催された「システムテスト自動化カンファレンス2015」(STAC2015)に参加してきましたので感想文を書こうと思います。
STACは2013年から開催がスタートして今年で3回目。今年は「システムテスト自動化エンジニアの今とこれから」と題して、システムテスト自動化の取り組み事例や最新トレンドの発表がありました。

  • セッション1:テスト自動化のスキルを考えよう!
  • セッション2:自動家は見た
  • セッション3:広告システム刷新よもやま話
  • 2015/12/23 追記:公開された資料を貼り付けました。
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システムテスト自動化で人と人をつなげたい

システムテストの自動化はソフトウェア開発を取り巻く状況やツールの劇的な進化などによって、既にソフトウェア開発を行う上でかなりメジャーな手法になってきています。アジャイル開発のプラクティスにおいてもテストの自動化は必須だし、それはもう今やテスターとかプログラマとかの垣根なく取り組むべきものになったのではないでしょうか。

以前からテストの自動化に何となく片足だけ突っ込んだだけの状態でノホホンとしていた自分としては、気が付いたら時代の流れにあっという間に引き離されてしまった現実がありまして。例えば、最近読んで気に入った参考文献がもう既に5年前に発表されたものだったりとか・・・。そんなことを目の当たりにすると非常に悲しいというか、「この10年で君はいったい何をやってきたんだい?」と自戒する日々なわけです。

とまぁそんな泣き言っても仕方ないし、この状況だからこそ今、自分の立ち位置から見たシステムテスト自動化によって、テストエンジニアはどんなことができるんだろう?とか、自分が実現させたいソフトウェア開発の夢って何だろう?とかを語りたいと思います。

  • テストの自動化について学ぶメリットとはなにか?
  • なぜ今、テストの自動化を学ぶ必要があるのか?
  • テスト自動化スキルを備えたテストエンジニアの可能性とは?
  • システムテストの自動化でソフトウェア開発にどう貢献できるのか?
  • 1. 受け入れテスト・スモークテストの自動化
  • 2. 継続的インテグレーションでの自動テスト
  • 3. 振る舞いのテストがプロダクトの創造を駆動する
  • 4. テストエンジニアとして担うべき役割とは
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ブログを始めてみよう

こんにちは。
QAエンジニアの@tak_koheiです。

このお仕事を始めて十数年。これまでたくさんの人や仕事と出会い、この仕事の楽しさや奥深さを学んできました。全ては素晴らしい出会いに支えられていたことを実感している今日この頃です。

今思い返すと私にとっての出会いはすべて偶然や運に支えられていたような気がします。勿論、自分自身が情熱を捧げてきた仕事に引き寄せられるようにして、素敵な出会いに巡り合えてきたことには一定の自負があって、「良い仕事」をすればきっと「良い人」とも出会うことができる、という根拠のない自信があったような気がします。

でも何だか最近そうでもないらしい。悶々とした状況が続いていて、漠然とした不安、何か行動に移さなければ、という衝動が沸き起こってきたわけです。

元々あまり人の繋がりを自ら求めるようなことをしてこなかった自分にとっては、新しい出会いを求めて何かを始めることに怖さを感じていて、特にオフラインで「ガンガンいこうぜ」はちょっとニガテ。どうしたら良いのかよくわからなくなってしまった状態で浮かんできた希望の言葉。

「まずは自分にできることから始めよう」

それがこのブログを始めようと思ったきっかけです。

今やっている仕事の話やこれからやりたい仕事の夢なんかを記録として残していくのと同時に、読んでくれる方との小さな繋がりから少しずつ何かが動き出していくことをずうずうしく期待しつつ、地道に続けていければと思っています。

2015年4月15日
@tak_kohei